一口に食品の保存容器と言ってもさまざまな種類があります。値段やデザインだけでなく、特に使われている素材によってその機能は大きく変わってくる点には注意が必要です。そこでここでは、保存容器に使われる代表的な素材ごとの特徴を紹介します。最も代表的な保存容器の素材は、プラスチックです。

手荒く扱っても落としても壊れることがない上に他の素材のものに比べてかなり安価です。実際に100円ショップなどでもさまざまな形や大きさ、デザインのものが販売されています。ただ、油汚れが落ちにくい上に色やにおい移りがしやすく、一度色やにおいがついてしまうとなかなか取ることができません。そんなプラスチック製の弱点が逆に長所となっているのがガラス製の容器です。

ガラス製のものは油汚れが落ちやすいうえに色やにおいうつりもしにくいのが魅力です。しかも、透明で中身を開けずして判断しやすい傾向にあります。ただ、デメリットとしてプラスチック製のものと比べて少し値段が高く、衝撃などが加わると欠けたり割れやすいところがあげられます。また、もうひとつ食品用の保存容器によく使われる素材は琺瑯です。

好みにもよりますが、プラスチック製やガラス製のスッキリとした印象に対してレトロ感あふれるデザイン性の高さが魅力です。なお、直火やオーブンで使える上に酸や塩分に強いものの、ガラス製同様衝撃に弱く価格が高めな傾向にあります。さらに、直火で使えるものの電子レンジの温めには対応していない点には注意しましょう。

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