ウォーターサーバーの商品は、電気で稼動するタイプも増えています。電化することにより、多機能化が可能です。特に温度調整の面で、電気を利用することのメリットは大きく、温熱や冷温といった温度調整を可能にします。ただし、電動のウォーターサーバーの商品を選ぶ場合には、その仕様について確認しておく必要があります。
ウォーターサーバー商品の仕様一覧には、型式の名称やサイズ、重量や色といった情報のほかに、消費電力などに関する情報も掲載されています。その中で注目できるのは、最大電力量や電流の上限などです。最大電力量は、消費電力に影響を与えます。そのため、大きな電力を消費する場合には、電気料金について考慮する必要があります。
商品によっては、一ヶ月あたりにどの程度の電気料金がかかるかについて、おおよその目安を情報提供しているものもあります。またさらに、電流量の上限値についても、確認しておくことが確実です。ウォーターサーバーの商品のケースでは、一度に大電流を必要とするケースは少ない傾向にはあります。しかしそれでも、他の電化製品との並列しての利用により、コンセントにつながる電流のブレーカーが落ちる可能性があります。
ウォーターサーバーが消費することになる電流量の上限を把握しておけば、他の電化製品との状況に合わせての使い分けができます。また場合によっては、電気工事により一度に利用できる電流量を増やす対策も取ることが可能です。