ウォーターサーバーといえばかつては会場などで多数の人間が飲用水を利用できるように設置するというのが主な使い方でした。しかし、今では家庭用のウォーターサーバーもかなり普及しています。その魅力はなんといってもいつでも手軽に冷温水を飲めることにあります。そのくらい水道水を沸かし、あるいは冷蔵庫で冷やせばいいではないかと思うかもしれませんが、毎回そうした作業をするのは意外に手間がかかるものです。

それにウォーターサーバーで使用されるものは月に数回、配送会社が運んでくる専用の水で水道水とはおいしさが違います。さらにカルキなどの健康を害する恐れのある物質も含まれていないので安全性もより高くなっているのです。ただ、その水には大きくわけて天然水とRO水の2種類があるので注意が必要です。RO水というのはROろ過技術によって水に含まれている不純物を限りなく100%に近い値で取り除いたものです。

安全性は極めて高いのですが、水のうまみ成分であるミネラルも除去されているために水だけで飲むとそっけなく物足りないという欠点があります。しかし、その一方で豊富なミネラルは赤ん坊の内臓には負担となってしまうと言われているので赤ん坊のいる家庭にはRO水の導入を考えてもいいかもしれません。他に大事なのは水を入れる容器の種類です。再利用を前提としたリターナブルボトルと水が減るごとに容器が潰れていく使い捨てのワンウエイボトルの2種類がありますが、衛生面を考えるのであれば容器の中に空気が入りにくいワンウエイボトルの方がよいでしょう。

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